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特集記事

木曜クラブの職員に求められるスキル


木曜クラブは「知的」にハンディがあり

支援を必要としている人たちが日中を過ごす施設です。


「知的障害」と言っても人それぞれ。


記憶力が優れている人大勢います。

記憶力が優れすぎて生きづらさにつながって

いる方もいます。


単純に「読むのが苦手」とか「計算が苦手」

ということが知的障害ではありません。




なんて書いてある?

「読めない」ことを

味わう経験









計算が苦手な(私もその一人)人も

電卓やパソコンでエクセルなどを使えば

計算ができないことはあまり関係ありません。


凸凹を補うツールがあれば社会人として困ることは少ない。


さて、木曜クラブに通う多くの利用者さん

の凸凹を補う最大のツールはズバリ

「職員さんたち」です。

(人間をツールって言ってごめんなさい)




バスに乗れない絶望を

味わう経験 ww




ロシアにて










わからないことをかみくだいてゆっくりと説明する。

ゆっくり説明すればいいわけでなく、

「その人がわかる」表現で説明する必要があります。

「表」で伝えるとすぐわかる方。

「絵」で伝えると伝わる方。

「やさしい言葉」「なん度もゆっくり伝える」

利用者と社会の間を取り持つ

「通訳」のようなスキルが職員に必要だと感じます。



一方、いくら職員が工夫して伝えても、

なかなか伝わらないことがあります。

それは、その方が「見たことも、経験したこともないこと」

を伝えること。


今まで生きてきた経験をよりどころとして

生活されている利用者の方たちです。

「見たこともない」「やったことがない」ことを

言葉で説明されてもなかなか実感として伝わりません。


障がい者支援の「キモ」である

意思決定支援の実践の場でも

まず、経験したことのないこと

は決められないし選ばないということを

痛感しています。


木曜クラブでは日中活動の中で

利用者さんが経験したことがない、

選択肢にないことを

少しでも経験できる場を作りたいと

考えています。


「いやだった」という経験も大切ですよね。

次は気をつけようという知恵になります。


今年も職員のみんなと

新しい体験に

取り組んでいきたいです。

時には通訳さんのように

時には観光ガイドさんのように

利用者さんがやったことのない

経験を一緒に味わうスキル

それが木曜クラブの職員に求められます。





iPhoneで検索して一件落着

無事に灯台見物できました。


62番のバスに乗れた!!


iPhone天才。ww


ロシアにて

後でもう一度お試しください
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