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特集記事

8050問題のその先にあること  その1

秦野市自閉症児・者親の会主催で行われた

「知的・発達障害者のひとの9060問題」と

題した講演会に参加してきました。

講師はいつも制度に関しての最新情報ならこの方!

全国手をつなぐ育成会連合会常務理事の

又村あおい先生です。

久しぶりの対面での講演会。

いつもエネルギッシュな自閉症親の会の役員の皆さんに

お目にかかれました。




80代の親が50代の障がいのある子どものお世話を続ける中、

親の高齢化による問題がいろいろ起こってきます。

さらにその先、90代の親と60代の子の世帯に起こるであろうことを

主催の親の会の山口さんの親戚におきた事例に沿って

又村先生が、やっておくべき制度の利用、申請のこと

わかりやすく解説してくださいました。


よく障害のある方の「親なきあと」の不安について

耳にすることがあります。

実は「親なきあと」の前に

親自身の高齢化による要介護状態が

来ることに気づけない方も多いのではないでしょうか。


自分の親の介護の経験がある方は多いと思います。

親の要介護認定はどんなきっかけで行いましたか?

親が介護サービスを受けたいから

認定してもらいたいと自ら言い出す例は聞いたことはありません。


急に具合が悪くなり病院から退院するにあたり

介護サービスを使わざる得なくなる場合。

または、「認知症状」が出てきて周りの家族が困り果て

包括支援センターなどに相談をして、

ケアマネージャーとつながる場合が多いかと思います。


親自身が高齢となり必要な医療の受診、

介護サービス利用、免税など制度利用の

手続きができなくなることが一番の問題です。


元気な時は「子どもに迷惑はかけない」

と豪語していた親も、

80歳を過ぎるとかなり体力も落ち、

判断力も鈍ってくるのが普通です。

50代になった子供たちは

愚痴を言いながらも、

親の介護サービスを手配をしたり、

ケアマネの面接のために仕事を

調整したりするはずです。


では、障害のある子どもがいる

親御さんの介護は?

誰がそれを担うのでしょうか・・・

誰に障害のある子どもを託していくのでしょうか・・・


今回は具体的に知っておくべき手続き、

財産の残し方などの説明がありました。




続く・・・・


次回は具体的な内容について記事を書く予定です。



後でもう一度お試しください
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